症状固定前にご依頼を頂き、脳神経外科の専門医をご紹介の上、適切な後遺障害診断書が作成されるようサポートさせて頂き、その結果、併合5級が認定されました。
①事案の概要 専門医での後遺障害診断、医師面談による後遺障害診断書の記載内容の充実化、自賠責調査事務所面接立ち合い等によって、適切な後遺障害等級が認定された事案
②事故態様 バイク対自動車
③お怪我の内容 脳挫傷、前額部陥没骨折、眼窩骨折
④ご依頼前に認定された後遺障害等級 ―
⑤症状固定の際の医師面談 有り
⑥ご依頼後に認定された後遺障害等級 併合5級
⑦後遺障害の内容 神経系統の障害(高次脳機能障害)7級、外貌の障害7級、眼球運動障害(複視)13級
⑧獲得した賠償金(示談金、和解金)3100万円
⑨事件処理のご依頼時期 症状固定前(後遺障害診断前)
⑩事件解決の経過とポイント
複数の診療科での後遺障害診断に立ち会い、適切な後遺障害診断書が作成されるようサポートを行いました。脳外傷に関しては、前医において、後遺障害の残存が不明なままとなっていましたので、高次脳機能障害に精通した脳外科医をご紹介させていただき、その結果、高次脳機能障害を含め、適切な後遺障害等級が認定されました。また、醜状痕に関しての自賠責調査事務所での面接にも立ち会わせていただきましたが、その結果、適切な等級認定に寄与出来たのではないかと思います。依頼者様は、他の弁護士にもご相談されていたようですが、最終的に当職にご依頼をいただき、良い解決が出来たものと自負しています。その他、加害者は任意保険に未加入という問題が有りましたので、依頼者様の利用可能な無保険車傷害補償特約への請求を行い、十分な補償を獲得することが出来ました。適切な後遺障害診断書作成の重要性、専門知識の必要な傷病(高次脳機能障害)に対しての専門医による検査の重要性を再認識した事案です。